登録販売者

医療・福祉

登録販売者は、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる医薬品販売の専門資格です。薬剤師が不在でも対象の市販薬を販売できるため、ドラッグストアやスーパー、コンビニエンスストア、家電量販店など医薬品を扱う小売業で欠かせない存在となっています。2009年の制度創設以来、セルフメディケーションの担い手として定着しました。

試験は各都道府県が実施し、問題は厚生労働省の「試験問題作成に関する手引き」に基づいて作成されます。出題は医薬品に共通する特性、人体の働きと医薬品、主な医薬品とその作用、薬事関係法規、適正使用など120問の択一式で、例年8月から12月頃にかけて都道府県ごとに日程を分けて行われます。合格率は全国平均で40〜50%前後ですが、地域により差があります。

2015年から学歴・実務経験による受験資格が撤廃され、誰でも受験できるようになったことで人気が急上昇しました。ドラッグストア勤務者のほか、主婦やフリーター、学生、異業種からの転職希望者など受験者層は多様です。なお、正規の登録販売者として一人で売場に立つには、実務・業務経験の要件を満たす必要があります。受験料や日程は都道府県ごとに異なるため、必ずお住まいの自治体の案内をご確認ください。

登録販売者の基本情報

主催団体 各都道府県(試験問題は厚生労働省「試験問題作成に関する手引き」に準拠)
区分 公的資格
受験料の目安 13,000〜18,000円前後(都道府県により異なる)
受験方式 筆記試験(択一式120問・マークシート)
開催時期の目安 都道府県ごとに年1回(例年8〜12月頃、地域により異なる)
級・レベル構成 級区分なし
難易度・合格率の目安 普通(合格率40〜50%前後、都道府県により差あり)
公式サイト www.mhlw.go.jp

※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • ドラッグストアや薬局で働きたい人、すでに働いている人
  • 受験資格不要の医療系資格からキャリアを始めたい人
  • パート・アルバイトから資格で時給・待遇を上げたい人
  • 市販薬の知識を家族の健康管理に活かしたい人

取得後の活かし方

ドラッグストア業界では登録販売者の確保が店舗運営の要であり、資格手当の支給や正社員登用、店長候補への登用など待遇面で優遇されるケースが多くあります。医薬品を扱うコンビニやスーパーの拡大により、活躍の場は広がり続けています。

また、接客の中でお客様の症状に応じた市販薬選びをサポートできるため、販売職としての専門性が大きく向上します。薬の成分や飲み合わせの知識は、自分や家族のセルフメディケーションにも日常的に役立ちます。

公式サイトで詳細を見る

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