医療事務技能審査試験は、一般財団法人日本医療教育財団が実施する医療事務分野の代表的な検定試験で、合格者には「メディカルクラーク」の称号が付与されます。診療報酬請求事務(レセプト作成)や受付・患者接遇など、医療機関の事務職に求められる技能を総合的に審査する試験で、1974年の開始から50年以上の歴史を持ち、累計受験者数170万人を超える医療事務系では最大規模の試験です。
試験は医科と歯科に分かれ、医科は毎月(年12回)、歯科は年6回程度実施されており、受験機会が多いのが特徴です。内容は医療事務知識を問う学科試験と、患者接遇や診療報酬明細書の作成・点検を行う実技試験で構成されます。受験資格の制限はなく、独学や通信講座で学んで挑戦でき、合格率は例年60〜70%前後とされています。
受験者は医療事務を目指す学生や主婦、転職希望者が中心で、専門学校や職業訓練校の団体受験も多く行われています。医療事務は全国どこでも求人があり、勤務時間の融通が利きやすいことから、結婚・出産後の再就職やライフスタイルに合わせた働き方を望む人に長く人気のある職種です。その入り口として知名度の高い本試験は、履歴書でアピールしやすい検定といえます。実施方式や日程の詳細は公式サイトでご確認ください。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)の基本情報
| 主催団体 | 一般財団法人日本医療教育財団 |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 8,000円前後(年度により変動あり) |
| 受験方式 | 学科試験+実技試験(患者接遇・診療報酬請求事務等) |
| 開催時期の目安 | 医科は毎月(年12回)、歯科は年6回程度 |
| 級・レベル構成 | 医科・歯科 |
| 難易度・合格率の目安 | 普通(合格率60〜70%前後) |
| 公式サイト | www.jme.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 病院・クリニックの医療事務職を目指す人
- 子育てと両立しやすい仕事への再就職を考えている人
- 受験機会の多い検定で早く資格を形にしたい人
- 医療業界で働くための基礎知識を身につけたい学生
取得後の活かし方
メディカルクラークは医療事務系資格の中でも知名度が高く、病院やクリニックの受付・会計・レセプト業務への就職活動で技能の証明として活用できます。未経験者の採用でも、学習実績として評価されやすい資格です。
実務に就いた後は、診療報酬請求事務能力認定試験などさらに専門性の高い資格へステップアップする道もあります。また、医療費の仕組みや保険制度の知識は、自身や家族の医療費を理解するうえでも役立ちます。


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