自然観察指導員

自然・環境

自然観察指導員は、公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)が登録するボランティアリーダーの資格です。1978年に始まった歴史ある制度で、自然観察会を通じて自然のしくみや大切さを伝え、地域に根ざした自然保護を進める人材を育てることを目的としています。これまでに全国で3万人を超える指導員が誕生し、各地で自然観察会を開いています。

資格を得るには、満18歳以上を対象に全国各地で開催される2日間の自然観察指導員講習会を受講します。講習会では、野外実習を中心に自然の見方やとらえ方、観察会の企画・運営方法、自然保護の考え方などを学びます。筆記試験はなく、全プログラムを受講・修了し登録手続きを行うことで指導員となります。参加費は開催地や会員区分によって異なり、受講料のほか初年度登録料やテキスト代、宿泊を伴う場合は宿泊費などが含まれます。受講者は自然好きの社会人や教員、学生、退職後に地域活動を始めたい人など幅広く、自然の知識量よりも「自然の面白さを伝えたい」という意欲が重視されます。修了後も協会や各地の指導員連絡会による研修や交流の機会が用意されています。

開催地や参加費は講習会ごとに異なり、実施内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

自然観察指導員の基本情報

主催団体 公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)
区分 民間検定
受験料の目安 開催地・会員区分により異なる(受講料のほか初年度登録料・テキスト代等が必要)
受験方式 2日間の講習会受講(野外実習・講義、全課程修了により登録)
開催時期の目安 全国各地で年数回開催
級・レベル構成 単一区分(レベル分けなし)
難易度・合格率の目安 初級(試験はなく全課程の修了により登録)
公式サイト www.nacsj.or.jp

※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • 地域で自然観察会を開き自然の魅力を伝えたい人
  • 子ども向けの自然体験活動や環境教育に関わりたい人
  • 自然保護のボランティア活動を本格的に始めたい人
  • 学校教育や野外活動に自然観察を取り入れたい教員・指導者

取得後の活かし方

自然観察指導員に登録すると、地域の公園や里山で自然観察会を企画・開催するなど、身近な場所での自然保護活動の担い手として活動できます。各地の指導員連絡会に参加すれば、仲間とともに観察会を運営するネットワークも得られます。

学校や自治体、自然体験施設と連携した環境教育活動でも活かせるほか、教員や保育士、公園管理などの仕事に自然観察の視点を取り入れることもできます。定年後の地域デビューのきっかけとして受講する人も多い資格です。

公式サイトで詳細を見る

コメント

タイトルとURLをコピーしました