狩猟免許は、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)に基づき、狩猟を行うために必要となる免許です。試験は各都道府県が実施し、使用する猟具に応じて網猟免許、わな猟免許、第一種銃猟免許(散弾銃・ライフル銃等)、第二種銃猟免許(空気銃)の4種類に分かれています。網猟・わな猟は18歳以上、銃猟は20歳以上で受験できます。
試験は、鳥獣保護管理法や猟具、鳥獣の生態に関する知識試験、視力・聴力・運動能力を確認する適性試験、猟具の取り扱いや鳥獣の判別を行う技能試験で構成されます。試験手数料は法定で1種類につき5,200円(既に他の種類の免許を持つ人など一部免除者は3,900円)です。近年は農作物への獣害対策としてわな猟免許を取得する農家や、地域の有害鳥獣捕獲の担い手を目指す人、ジビエへの関心から狩猟を始める若い世代など、受験者層が広がっています。各地の猟友会などが実施する事前講習会を受講してから試験に臨む人が多いのも特徴です。免許の有効期間は3年間で、更新の際には適性検査と講習を受ける必要があります。
試験日程や申込方法は都道府県ごとに異なります。手数料や実施方法は変更される場合があるため、最新情報はお住まいの都道府県の公式サイトでご確認ください。
狩猟免許の基本情報
| 主催団体 | 各都道府県 |
|---|---|
| 区分 | 国家資格 |
| 受験料の目安 | 試験手数料 1種類につき5,200円(一部免除者は3,900円) |
| 受験方式 | 会場(知識試験・適性試験・技能試験) |
| 開催時期の目安 | 各都道府県で年1回〜数回実施 |
| 級・レベル構成 | 網猟・わな猟・第一種銃猟・第二種銃猟の4種類 |
| 難易度・合格率の目安 | 初級〜中級(事前講習の受講者を中心に合格率は高め) |
| 公式サイト | www.env.go.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 農作物の獣害対策としてわなの設置を行いたい農業者
- 地域の有害鳥獣捕獲や個体数管理の担い手になりたい人
- 狩猟やジビエに関心があり狩猟者としての一歩を踏み出したい人
- 自然の中で野生鳥獣と向き合う技術を身につけたい人
取得後の活かし方
狩猟免許を取得し狩猟者登録を行うと、狩猟期間中に狩猟ができるほか、市町村の有害鳥獣捕獲の従事者として地域の獣害対策に貢献できます。鳥獣被害対策実施隊員として活動すれば報酬や補助が受けられる自治体もあります。
農家にとっては自らの農地を守る実践的な手段となり、地域おこし協力隊や林業・自然関係の仕事でも歓迎されることがあります。捕獲からジビエ利活用まで、農山村の課題解決に直結する免許として注目されています。



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