エネルギー管理士は、エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)に基づく国家資格で、燃料や電気を大量に使用する工場においてエネルギー使用の合理化を推進する専門家です。規模の大きい工場(第一種エネルギー管理指定工場のうち製造業等5業種)では、エネルギー管理士免状の交付を受けた者からエネルギー管理者を選任することが義務付けられており、法律に裏付けられた確かな需要があります。
試験は経済産業大臣指定試験機関の一般財団法人省エネルギーセンターが年1回(8月)実施しており、令和8年度は2026年8月2日に行われます。試験は必須基礎区分「エネルギー総合管理及び法規」と、熱分野または電気分野から選択する専門区分で構成され、熱力学・流体工学や電気設備・電力応用など大学工学部レベルの内容が出題されます。課目別合格制度があり、合格した課目は3年間有効なため、複数年計画での取得も可能です。
受験手数料は17,000円(非課税)で、受験資格の制限はありませんが、免状の交付にはエネルギー使用の合理化に関する1年以上の実務経験が必要です。カーボンニュートラルへの関心が高まるなか、省エネの専門家として工場・ビル管理分野で評価が上がっている資格です。
エネルギー管理士の基本情報
| 主催団体 | 一般財団法人省エネルギーセンター(経済産業大臣指定試験機関) |
|---|---|
| 区分 | 国家資格 |
| 受験料の目安 | 17,000円(非課税)※旧制度の熱管理士・電気管理士免状保有者等の一部科目免除者は10,000円 |
| 受験方式 | 会場での筆記試験(マークシート方式、課目別合格制度あり) |
| 開催時期の目安 | 年1回(8月。令和8年度は2026年8月2日に実施) |
| 級・レベル構成 | 課目区分として熱分野・電気分野の専門区分を選択(資格自体は単一) |
| 難易度・合格率の目安 | 難関(熱力学や電気工学など専門的な知識が必要) |
| 公式サイト | www.eccj.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 工場やプラントの設備管理・エネルギー管理部門で働く方
- 電験三種やボイラー技士などの関連資格からステップアップしたい方
- 省エネ・脱炭素分野の専門性をキャリアの軸にしたい方
- 法律で選任が義務付けられた確実な需要のある資格が欲しい方
取得後の活かし方
エネルギー管理士は、大規模工場でのエネルギー管理者選任義務に対応できる資格のため、製造業の工場やエネルギー多消費型の事業所では常に一定の需要があります。設備管理・保全部門での昇進や資格手当の対象となることが多く、電験三種と並ぶ設備系キャリアの上位資格として位置づけられています。
また、カーボンニュートラルやコスト削減の観点から省エネコンサルティングの需要も拡大しており、ESCO事業者やビルマネジメント会社への転職でも専門性の証明として有効です。熱と電気のどちらの分野で受験しても取得後の免状は共通のため、自分の得意分野から挑戦できます。
よくある質問
Q. エネルギー管理士の受験料はいくらですか?
A. 17,000円(非課税)※旧制度の熱管理士・電気管理士免状保有者等の一部科目免除者は10,000円
Q. エネルギー管理士の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 難関(熱力学や電気工学など専門的な知識が必要)
Q. エネルギー管理士はどのように受験しますか?
A. 会場での筆記試験(マークシート方式、課目別合格制度あり)
Q. エネルギー管理士はいつ受験できますか?
A. 年1回(8月。令和8年度は2026年8月2日に実施)



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