工事担任者(電気通信の工事担任者)は、電気通信事業法に基づく国家資格で、電話回線や光回線などの電気通信回線に端末設備を接続する工事を行い、または監督するために必要な資格です。一般財団法人日本データ通信協会の電気通信国家試験センターが試験を実施しています。インターネットや電話が社会インフラとなった現在、通信工事の品質を支える資格として重要性が高まっています。
資格は、扱える工事の範囲によって、アナログ電話回線系の「アナログ通信」(第一級・第二級)、光回線などデジタルデータ回線系の「デジタル通信」(第一級・第二級)、そして両方のすべての工事を扱える「総合通信」に区分されています。試験科目は電気通信技術の基礎、端末設備の接続のための技術及び理論、法規の3科目で、科目合格制度や実務経歴等による免除制度もあります。
総合通信と第一級は年2回の定期試験、第二級はCBT方式により通年(年末年始を除く)で受験でき、試験手数料は総合通信・第一級が14,600円、第二級が9,800円です。通信建設会社や電気工事会社はもちろん、社内ネットワークを扱う情報システム部門でも評価される、実用性の高い国家資格です。
工事担任者(電気通信の工事担任者)の基本情報
| 主催団体 | 一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター |
|---|---|
| 区分 | 国家資格 |
| 受験料の目安 | 総合通信・第一級アナログ通信・第一級デジタル通信 14,600円、第二級アナログ通信・第二級デジタル通信 9,800円 |
| 受験方式 | 第一級・総合通信は会場での定期試験、第二級はCBT方式 |
| 開催時期の目安 | 第一級・総合通信は定期試験を年2回実施。第二級はCBT方式で通年実施(年末年始を除く) |
| 級・レベル構成 | 総合通信/第一級・第二級アナログ通信/第一級・第二級デジタル通信 |
| 難易度・合格率の目安 | 中級(第二級は入門者でも挑戦しやすい) |
| 公式サイト | www.dekyo.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 通信建設会社・電気工事会社で回線工事に携わる方
- 光回線や電話設備の工事を自ら行い、または監督できる資格が欲しい方
- 電気工事士など関連資格と合わせて業務範囲を広げたい方
- CBT方式の第二級から通信系国家資格に挑戦したい初心者の方
取得後の活かし方
工事担任者は、電気通信回線への端末接続工事に法律上必要となる資格のため、通信工事業界では業務独占資格として確実な需要があります。特に光回線工事やオフィスの電話・LAN設備工事を請け負う会社では、資格者数が受注力に直結するため、資格手当や取得支援制度を設ける企業が多くあります。
また、電気工事士や電気通信主任技術者などと組み合わせることで、電気と通信の両分野をカバーする技術者として市場価値が高まります。まず第二級をCBTで取得し、実務を積みながら総合通信を目指すルートが取り組みやすくおすすめです。
よくある質問
Q. 工事担任者(電気通信の工事担任者)の受験料はいくらですか?
A. 総合通信・第一級アナログ通信・第一級デジタル通信 14,600円、第二級アナログ通信・第二級デジタル通信 9,800円
Q. 工事担任者(電気通信の工事担任者)の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 中級(第二級は入門者でも挑戦しやすい)
Q. 工事担任者(電気通信の工事担任者)はどのように受験しますか?
A. 第一級・総合通信は会場での定期試験、第二級はCBT方式
Q. 工事担任者(電気通信の工事担任者)はいつ受験できますか?
A. 第一級・総合通信は定期試験を年2回実施。第二級はCBT方式で通年実施(年末年始を除く)



コメント