ビジネス会計検定試験は、大阪商工会議所が主催する、財務諸表を「読み解き、分析し、ビジネスに活かす」能力を測る検定試験です。簿記検定が財務諸表を「作成する」スキルを問うのに対し、ビジネス会計検定は出来上がった財務諸表から企業の経営状態を読み取る力を評価する点が特徴で、簿記の知識がなくても学習を始められます。
レベルは3級・2級・1級の3段階で、受験料は3級4,950円、2級7,480円、1級11,550円(税込)です。試験は年2回(3月・10月)、全国の会場で実施されます。3級では財務諸表の基本的な読み方と分析、2級では財務諸表を活用した企業状況の分析、1級では企業価値評価などの高度な内容まで問われ、1級には論述式問題も含まれます。
営業職が取引先の与信判断に活かしたり、管理職が自社の数字を読み解いたりと、経理部門以外のビジネスパーソンにも実益の大きい検定です。簿記検定と組み合わせて取得すれば、会計スキルを「作る力」と「読む力」の両面から証明できます。出題範囲は貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書の構造と読み方から、収益性・安全性といった財務分析指標まで、実践的な内容で構成されています。
ビジネス会計検定試験の基本情報
| 主催団体 | 大阪商工会議所・施行商工会議所 |
|---|---|
| 区分 | 公的資格 |
| 受験料の目安 | 3級 4,950円・2級 7,480円・1級 11,550円(税込) |
| 受験方式 | 会場での筆記試験(マークシート方式。1級は論述式を含む) |
| 開催時期の目安 | 年2回(3月・10月) |
| 級・レベル構成 | 3級・2級・1級 |
| 難易度・合格率の目安 | 3級は初心者向け、2級は実務レベル、1級は難しい |
| 公式サイト | www.b-accounting.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 決算書を読めるようになりたい営業職・企画職の方
- 株式投資や取引先分析に財務知識を活かしたい方
- 簿記とあわせて会計スキルを幅広く証明したい方
- 数字に強いビジネスパーソンを目指す若手・学生
取得後の活かし方
取引先の信用調査や与信管理、競合分析など、財務諸表を読む力が求められる業務に直結します。管理職・経営企画部門では自社の経営数値の理解に役立ちます。
就職・転職では「会計がわかる人材」の証明となり、経理以外の職種でも評価されます。投資判断など個人のマネーリテラシー向上にも活用できます。



コメント