マンション管理士

法律・不動産

マンション管理士は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律(マンション管理適正化法)に基づく国家資格で、管理組合の運営や大規模修繕計画、区分所有者間のトラブルなどについて、管理組合側の立場から助言・指導を行うコンサルタントです。2001年の法施行とともに誕生した比較的新しい資格で、マンションストックの高経年化が進む日本において重要性が高まり続けています。

試験は国土交通大臣の指定試験機関である公益財団法人マンション管理センターが毎年1回実施しています。出題は区分所有法やマンション管理適正化法などの法令、管理組合の運営実務、建物・設備の維持保全など幅広く、四肢択一50問のマークシート方式で行われます。合格率は例年8〜12%前後と不動産系資格の中でも難関で、管理業務主任者試験の合格者には5問免除の制度があります。

受験資格に制限はなく誰でも受験できます。受験者層は不動産・建設業界の実務者、管理会社の社員、マンション管理組合の役員経験者、定年後のセカンドキャリアを見据えた方など幅広いのが特徴です。宅建士・管理業務主任者と合わせて「不動産三冠資格(トリプルクラウン)」と呼ばれることもあり、併願で挑戦する受験者も多くいます。試験日程等の詳細は公式サイトでご確認ください。

マンション管理士の基本情報

主催団体 公益財団法人マンション管理センター(国土交通大臣指定試験機関)
区分 国家資格
受験料の目安 9,400円前後(年度により変動あり)
受験方式 筆記試験(四肢択一・マークシート50問)
開催時期の目安 年1回(例年11月の最終日曜日)
級・レベル構成 級区分なし
難易度・合格率の目安 難関(合格率8〜12%前後)
公式サイト www.mankan.org

※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • マンション管理会社や不動産業界でキャリアアップしたい人
  • 宅建士・管理業務主任者に続く資格で専門性を高めたい人
  • マンション管理組合の役員として運営に役立つ知識がほしい人
  • 定年後にコンサルタントとして活動する準備をしたい人

取得後の活かし方

マンション管理士は名称独占資格であり、管理組合向けコンサルタントとして独立する道のほか、マンション管理会社や不動産会社で専門性を証明する資格として活かせます。管理計画認定制度の普及などにより、専門家への相談需要は拡大傾向にあります。

また、自身が暮らすマンションの管理組合運営や大規模修繕の検討に知識を直接活かせるのも魅力です。区分所有法や建物設備の知識は、宅建士や管理業務主任者、建築系資格と組み合わせることで、不動産管理分野での強力なキャリアの軸になります。

公式サイトで詳細を見る

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