ビジネス通訳検定(TOBIS)は、NPO法人通訳技能向上センター(CAIS)が実施する、ビジネスの現場で求められる英語通訳スキルを判定する検定試験です。企業内通訳者やプロ通訳者を目指す方を対象に、逐次通訳試験と同時通訳試験の2種類で構成され、4級から1級までのレベルが判定されます。通訳の実務に即した基準で評価される点が大きな特徴です。
逐次通訳試験(約60分)では、会話形式・短文形式・スピーチ形式の3パートで日英・英日の逐次通訳を行い、2級から4級を判定します。1級を判定する同時通訳試験(約30分)は、過去2年以内に2級を取得した方が対象です。現在は逐次通訳試験がCBTシステムを使ったオンライン受験、同時通訳試験もオンライン会議システムを使った受験となっており、全国どこからでも受験できます。受験料は逐次通訳試験20,000円、同時通訳試験25,000円(税込)で、試験は年2回実施されます。
取得した級は通訳者としての実力の客観的な証明となり、通訳者派遣への登録や社内通訳者のスキル証明などに活用されています。実技中心の試験のため、実際の通訳現場に近い緊張感のなかで自分の実力を確認できる検定です。
ビジネス通訳検定(TOBIS)の基本情報
| 主催団体 | NPO法人通訳技能向上センター(CAIS) |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 逐次通訳試験 20,000円・同時通訳試験 25,000円(税込) |
| 受験方式 | 逐次通訳試験はCBTシステムによるオンライン受験、同時通訳試験はオンライン会議システムによるオンライン受験 |
| 開催時期の目安 | 年2回(7月頃・12月頃) |
| 級・レベル構成 | 4級〜1級(逐次通訳試験で4級〜2級、同時通訳試験で1級を判定) |
| 難易度・合格率の目安 | 難しい(ビジネス現場で通用する実務レベルの通訳力が問われる) |
| 公式サイト | www.cais.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 企業内通訳者・プロ通訳者としてキャリアを築きたい方
- 通訳スクールでの学習成果を客観的に確認したい方
- 派遣登録やレート交渉で実力を証明する材料がほしい方
- 逐次通訳から同時通訳へステップアップしたい方
取得後の活かし方
判定された級は通訳エージェントへの登録や案件獲得の際の実力証明として活用でき、企業内通訳・会議通訳などの仕事につながります。
外資系企業やグローバル企業への転職時に、ビジネス通訳の実技力を裏付ける資格としてアピールできます。定期的に受験してレベルの向上を確認する使い方も有効です。



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