介護福祉士

医療・福祉

介護福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法に基づく介護分野で唯一の国家資格です。身体介護や生活援助といった直接的な介護に加え、利用者や家族への助言・指導、介護チームのマネジメントまで担う専門職で、介護職のキャリアパスの中核に位置付けられています。名称独占資格であり、有資格者だけが「介護福祉士」を名乗ることができます。

試験は厚生労働大臣の指定試験機関である公益財団法人社会福祉振興・試験センターが毎年1回実施し、筆記試験は例年1月下旬に行われます。受験には、実務経験3年以上と実務者研修の修了、養成施設の卒業、福祉系高校の卒業など、いずれかのルートで受験資格を満たす必要があります。合格率は例年70〜80%前後と国家試験の中では高めですが、人間と社会、こころとからだのしくみ、医療的ケアなど出題範囲は広く、計画的な準備が欠かせません。

受験者の多くは介護施設や訪問介護の現場で働く実務経験者で、毎年7〜8万人規模が受験しています。高齢化の進展により介護人材の需要は今後も拡大が見込まれ、処遇改善加算など資格保有者を評価する制度も整備されつつあります。働きながら取得できる国家資格として、キャリアアップを目指す介護職員の定番目標となっています。試験日程等の詳細は公式サイトでご確認ください。

介護福祉士の基本情報

主催団体 公益財団法人社会福祉振興・試験センター(厚生労働大臣指定試験機関)
区分 国家資格
受験料の目安 18,000円台が目安(年度により変動あり)
受験方式 筆記試験(マークシート)+実技試験(該当する受験ルートのみ)
開催時期の目安 年1回(筆記:例年1月下旬)
級・レベル構成 級区分なし
難易度・合格率の目安 普通(合格率70〜80%前後)
公式サイト www.sssc.or.jp

※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • 介護現場で働きながらキャリアアップしたい人
  • 介護職として給与・待遇の改善を目指したい人
  • チームリーダーやサービス提供責任者を任されたい人
  • 将来ケアマネジャーなど上位資格を視野に入れている人

取得後の活かし方

介護福祉士を取得すると、特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護などでリーダー職やサービス提供責任者を担いやすくなり、資格手当や処遇改善加算の面で収入アップにつながるケースが多くあります。転職市場でも安定した需要があります。

実務経験を積めば、介護支援専門員(ケアマネジャー)試験の受験資格にもつながり、生活相談員や施設管理者へのキャリアパスも開けます。また、介護技術や医療的ケアの知識は、自身の家族の介護に直面したときにも大きな支えになります。

公式サイトで詳細を見る

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