HSK(漢語水平考試)は、中国政府教育部の関係機関が認定する中国語能力試験で、世界中で実施されている国際標準の中国語資格です。日本国内でも受験者数が多く、「日本で一番受けられている中国語検定」として広く知られています。中国語のみで出題されるため、母語を問わず世界共通の基準で中国語力を測定できるのが特徴です。成績は合否だけでなくスコアでも示されるため、自分の伸びを継続的に確認しながら学習を進められるのも人気の理由です。世界共通の問題で実施されるので、海外の学習者と同じ基準で実力を測れます。
試験は1級から6級まであり、数字が大きいほど上級になります(近年は上位に7〜9級の区分も設けられています)。リスニングと読解を中心に、上位級では作文も課されます。会話力を測るHSK口試(初級・中級・高級)も別途実施されています。ペーパー試験に加えてネット試験(IBT)も選べ、ほぼ毎月受験機会があるため、学習の進度に合わせて挑戦しやすい試験です。
受験者は中国留学を目指す学生から、中国語圏とのビジネスに携わる社会人まで幅広く、中国の大学への留学では入学基準としてHSKの級が求められるのが一般的です。検定料や日程は方式により異なるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
HSKの基本情報
| 主催団体 | 中国教育部中外語言交流合作中心(日本ではHSK日本実施委員会等が運営) |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 級により約3,800円〜10,500円前後(年度・方式により変動あり) |
| 受験方式 | 筆記試験(リスニング・読解・作文)。ペーパー試験とネット試験(IBT)があり、口頭能力を測るHSK口試も別途実施 |
| 開催時期の目安 | ほぼ毎月実施(会場・方式により異なる) |
| 級・レベル構成 | 1級〜6級(上位に7〜9級の区分もあり)。数字が大きいほど上級 |
| 難易度・合格率の目安 | 級により入門〜上級(1級は入門、6級は高度な運用レベル) |
| 公式サイト | www.hskj.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 中国の大学・大学院への留学を目指す方
- 世界基準で通用する中国語資格がほしい方
- 中国語圏とのビジネスでスキルを証明したい社会人
- 受験機会が多い試験で学習ペースを作りたい方
- 入門レベルから気軽に始めたい初心者
取得後の活かし方
HSKは中国政府公認の資格として、中国の大学留学で入学要件になるほか、中国系企業や中国と取引のある日本企業への就職・転職で国際的に通用する証明になります。留学では4級〜5級以上が目安とされることが多いです。
国内でもインバウンド観光、貿易、製造業の中国拠点との連携など中国語人材の活躍の場は広く、履歴書に書ける実用資格として価値があります。中国語検定(中検)と併用して、国内向け・国際向けの両面で語学力を示す使い方も効果的です。


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