総合旅行業務取扱管理者は、旅行業法に基づく国家資格で、旅行業務取扱管理者資格の中でも国内旅行と海外旅行の両方を取り扱える最上位の資格です。観光庁長官の試験事務代行機関である一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が実施しています。海外旅行を含むすべての旅行商品を扱う旅行会社の営業所には、この総合資格を持つ管理者の設置が必要となるため、旅行業界で幅広く活躍したい人にとって価値の高い資格です。受験資格に制限はなく、誰でも挑戦できます。
試験はCBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)方式で、全国のテストセンターに設置されたパソコンで受験します。試験期間内で受験者が日時を選んで受験する形式です。試験科目は「旅行業法及びこれに基づく命令」「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」「国内旅行実務」「海外旅行実務」の4科目で、国内資格に海外旅行実務が加わる点が特徴です。海外旅行実務では、国際航空運賃や時差計算、海外の地理・出入国手続きなど専門的な知識が問われます。受験手数料は令和7年6月の改定により13,000円となり、これにCBTのシステム利用料が別途加わります。合格率は例年10〜20%台とやや難しい試験です。
合格して登録すると、国内・海外を問わずあらゆる旅行業務を取り扱う営業所の管理者として選任できます。旅行会社にとって不可欠な有資格者であり、キャリアアップや管理職への道につながります。国内旅行業務取扱管理者の上位に位置づけられる資格のため、まず国内資格を取得してから挑戦する人も多く、一部科目の免除制度も設けられています。海外旅行の実務知識まで身につくため、旅行業界で長く働きたい人や、より専門性の高い業務を目指す人におすすめの資格です。
総合旅行業務取扱管理者の基本情報
| 主催団体 | 一般社団法人日本旅行業協会(JATA/観光庁長官試験事務代行機関) |
|---|---|
| 区分 | 国家資格 |
| 受験料の目安 | 13,000円(受験手数料。CBT方式のシステム利用料が別途必要) |
| 受験方式 | CBT試験方式(全国のテストセンターでパソコン受験) |
| 開催時期の目安 | 年1回(例年秋。試験期間内で受験者が日時を選択) |
| 級・レベル構成 | 級区分なし(国内・海外の両方の旅行業務を取り扱える最上位資格) |
| 難易度・合格率の目安 | やや難しい(国内・海外旅行実務を含む4科目。合格率は例年10〜20%台) |
| 公式サイト | www.jata-net.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 海外旅行を扱う旅行会社で管理者を目指す方
- 旅行業界で最上位の国家資格を取得したい方
- 国際航空運賃や海外旅行実務まで体系的に学びたい方
- 旅行会社でのキャリアアップ・管理職を目指す方
取得後の活かし方
総合旅行業務取扱管理者の資格を取得すると、国内・海外を問わずすべての旅行業務を取り扱う営業所の管理者として選任できます。海外旅行を扱う旅行会社には総合資格者の設置が必要なため、旅行業界で最も評価される資格の一つです。
就職・転職では、履歴書に記載できる旅行業界の最上位国家資格として強力なアピールになり、管理職やキャリアアップの土台になります。国際航空運賃や海外の地理・出入国手続きといった海外旅行実務の知識は、海外パッケージツアーの企画や手配など専門性の高い業務で直接活かせます。
よくある質問
Q. 総合旅行業務取扱管理者の受験料はいくらですか?
A. 13,000円(受験手数料。CBT方式のシステム利用料が別途必要)
Q. 総合旅行業務取扱管理者の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. やや難しい(国内・海外旅行実務を含む4科目。合格率は例年10〜20%台)
Q. 総合旅行業務取扱管理者はどのように受験しますか?
A. CBT試験方式(全国のテストセンターでパソコン受験)
Q. 総合旅行業務取扱管理者はいつ受験できますか?
A. 年1回(例年秋。試験期間内で受験者が日時を選択)



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