司書は、図書館法にもとづき、公共図書館などで資料の選定・収集や貸出、レファレンスサービス、蔵書の管理といった専門的な業務を担うための国家資格です。本や資料と利用者をつなぎ、地域の学びや情報活用を支える図書館運営の中核を担う専門職で、公共図書館や大学図書館などで働くことを目指す方に取得されています。単に本を貸し出すだけでなく、利用者の調べ物を助け、豊かな読書環境を整える専門知識が求められます。
司書の資格は、試験に合格して得るものではなく、所定の科目を履修・修了することで取得します。主な取得方法は2つあり、一つは大学・短期大学で図書館に関する所定の科目の単位を修得する方法、もう一つは大学等で一定の単位を修めた人などが「司書講習」を受講してすべての科目に合格・修了する方法です。司書講習は全国の複数の大学で例年7月から9月にかけて実施され、図書館サービスや情報資源の組織化、情報サービスなどを集中的に学びます。あわせて、補助的な業務を担う「司書補」の資格制度もあります。
費用は取得方法によって異なり、大学での科目履修は通常の学費に含まれますが、司書講習の場合は実施大学によって受講料が異なります(たとえば桃山学院大学では全科目159,500円に別途登録手数料2,000円)。図書館は地域の情報拠点として重要な役割を果たしており、司書は専門知識を活かして人と情報をつなぐやりがいのある仕事です。本や調べ物、地域の学びに携わりたい方にとって、専門職としての土台となる資格です。
司書の基本情報
| 主催団体 | 文部科学省(資格制度)/各大学・司書講習実施大学 |
|---|---|
| 区分 | 国家資格 |
| 受験料の目安 | 大学の科目履修は学費に含む/司書講習は実施大学により異なる(例:桃山学院大学は全科目159,500円+登録手数料2,000円) |
| 受験方式 | 大学・短大での図書館に関する科目の単位修得、または司書講習の全科目修了(試験ではなく履修・講習で取得) |
| 開催時期の目安 | 大学の授業日程による/司書講習は例年7月〜9月に実施 |
| 級・レベル構成 | 司書・司書補 |
| 難易度・合格率の目安 | 所定の科目をすべて修得・修了する必要がある(履修型) |
| 公式サイト | www.mext.go.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 公共図書館や大学図書館などで専門職として働きたい方
- 本や資料、調べ物のサポートを通じて地域の学びを支えたい方
- 図書館サービスや情報資源の組織化を体系的に学びたい方
- 大学での学びや司書講習を通じて専門資格を取得したい方
取得後の活かし方
司書は、図書館で専門的業務を担うために求められる国家資格であり、公共図書館や大学図書館、学校図書館などの求人で資格要件や有利な条件とされることが多い資格です。図書館運営の専門知識を持つ人材として、司書職を目指すうえでの土台となります。
また、資料の収集・整理や情報サービス、レファレンスといった知識は、図書館業務だけでなく情報の収集・整理・提供が求められるさまざまな場面にも応用できます。地域の情報拠点である図書館を支える専門職として、本や情報に関わる仕事に長く携わりたい方にとって、キャリアの基盤となる資格です。
よくある質問
Q. 司書の受験料はいくらですか?
A. 大学の科目履修は学費に含む/司書講習は実施大学により異なる(例:桃山学院大学は全科目159,500円+登録手数料2,000円)
Q. 司書の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 所定の科目をすべて修得・修了する必要がある(履修型)
Q. 司書はどのように受験しますか?
A. 大学・短大での図書館に関する科目の単位修得、または司書講習の全科目修了(試験ではなく履修・講習で取得)
Q. 司書はいつ受験できますか?
A. 大学の授業日程による/司書講習は例年7月〜9月に実施



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