P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)は、パソコンやICTを総合的に活用する能力を測定する検定試験です。1996年に「パソコン検定試験」として始まった歴史ある検定で、タイピングやワープロ・表計算の実技、コンピュータ知識、情報モラル・セキュリティまで、特定ソフトの操作にとどまらない総合的なICT活用力を評価する点が特徴です。
従来は5級から1級までの級位制で実施され、高校・大学の入試優遇や単位認定に幅広く採用されてきました。2025年3月末で従来方式のP検は終了し、2025年7月からは株式会社ベネッセコーポレーションが主催者となって、高校の教科「情報Ⅰ」をベースにした試験へ全面的にリニューアルされています。級位制は廃止されて「スタンダード」の1レベルのみとなり、タイピングと実技は試験範囲から外れ、45分のIBT(選択式問題ほか)で実施されます。
リニューアル後の受検対象は高校1〜3年生に限られ、実施は学校とりまとめの団体受検のみです。個人での申し込みや公開会場での受検はできないため、社会人や大学生が個人で受けることはできません。検定日は年2回(第1回は7月、第2回は翌年2月)の受検期間内に自校のパソコンから受検し、結果は受検直後にPDFでWeb返却されます。不合格の場合は期間内に1回だけ無料で再受検できます。合格すると大学入試の出願書類や就職時の履歴書・エントリーシートでのアピールに使えます。検定料や実施内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
P検(ICTプロフィシエンシー検定)の基本情報
| 主催団体 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 2,500円(税込。学校が支払う請求額。保護者向けの標準検定料は2,700円・税込) |
| 受験方式 | IBT(自校のパソコンからオンラインで受検)。学校とりまとめでの団体受検のみで、個人での受検はできません |
| 開催時期の目安 | 年2回(第1回は7月、第2回は翌年2月の受検期間内に実施)。不合格の場合は期間内に1回のみ無料で再受検可 |
| 級・レベル構成 | スタンダードの1レベルのみ(リニューアル前の5級〜1級の級位制は廃止) |
| 難易度・合格率の目安 | 高校卒業程度(高校教科「情報Ⅰ」の内容が理解できているかを測る水準) |
| 公式サイト | p-series.benesse.ne.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出典:株式会社ベネッセコーポレーション「P検|ベネッセPシリーズ」検定実施概要|情報の最終確認日:2026年9月10日
こんな人におすすめ
- 「情報Ⅰ」の学習の到達度を確かめたい高校生の方
- 大学入試の出願書類や就職時のエントリーシートでアピールしたい高校生の方
- 情報活用能力の検定を授業に取り入れたい高校の先生
- DXハイスクール事業の成果検証に使える検定を探している学校
※現在のP検は高校の団体受検専用です。社会人・大学生の方が個人で受検することはできません。
取得後の活かし方
合格すると、大学入試の出願書類や就職時の履歴書・エントリーシートで「高校卒業程度の情報Ⅰの内容を理解している」ことを示す材料として使えます。結果は受検直後にPDFで返却され、3領域それぞれの強み・弱みが分かるため、そのまま学習の振り返りにも使えます。
学校側にとっては、情報Ⅰの授業内容の理解度を可視化する指標として、またDXハイスクール事業の成果検証としても活用できます。申し込んだ学校には無料の模擬試験3回分が用意されており、授業の中で計画的に対策を進められます。なお、社会人が個人のICTスキル証明として使う用途には、現在のP検は対応していません(MOSやITパスポートなどが代替になります)。
よくある質問
Q. P検(ICTプロフィシエンシー検定)の受験料はいくらですか?
A. 2,500円(税込。学校が支払う請求額。保護者向けの標準検定料は2,700円・税込)
Q. P検(ICTプロフィシエンシー検定)の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 高校卒業程度(高校教科「情報Ⅰ」の内容が理解できているかを測る水準)
Q. P検(ICTプロフィシエンシー検定)はどのように受験しますか?
A. IBT(自校のパソコンからオンラインで受検)。学校とりまとめでの団体受検のみで、個人での受検はできません
Q. P検(ICTプロフィシエンシー検定)はいつ受験できますか?
A. 年2回(第1回は7月、第2回は翌年2月の受検期間内に実施)。不合格の場合は期間内に1回のみ無料で再受検可



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