認知症ケア専門士は、認知症ケアに関する優れた学識と高度の技能、倫理観を備えた専門技術士を認定する資格で、日本認知症ケア学会が2005年から実施しています。学会が認定する資格として医療・介護の現場での信頼性が高く、認知症ケアのスキルを客観的に証明できる資格として、介護福祉士や看護師などが上位のキャリア目標に据えるケースが多く見られます。
受験には、試験実施年の3月31日から過去10年間に3年以上の認知症ケア実務経験があることが必要です。第1次試験は認知症ケアの基礎、総論、各論、ケアにおける社会資源の4分野からなるWEB試験で、受験料は1分野3,000円(4分野一括で12,000円)です。全分野合格後の第2次試験は論述形式で受験料8,000円、合格後に登録することで資格が認定されます。資格は5年ごとの更新制で、継続的な学習が求められます。
認知症高齢者の増加を背景に、専門的なケアを実践できる人材の需要は高まる一方です。認知症ケアチームの一員として、また現場のリーダーとして知識を還元できる、実践的価値の高い資格です。
認知症ケア専門士の基本情報
| 主催団体 | 一般社団法人 日本認知症ケア学会 |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 第1次試験は1分野3,000円(4分野一括12,000円)・第2次試験8,000円 |
| 受験方式 | 第1次試験はWEB試験(各分野五肢択一)・第2次試験は論述 |
| 開催時期の目安 | 年1回(第1次試験7月・第2次試験8〜9月) |
| 級・レベル構成 | 単一資格(上位資格として認知症ケア上級専門士あり) |
| 難易度・合格率の目安 | 3 |
| 公式サイト | www.dcq-ex.net |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 介護施設や病院で認知症ケアに携わる介護職・看護職の方
- 認知症ケアの実務経験3年以上でスキルを客観的に証明したい方
- グループホームや認知症対応型サービスでリーダーを目指す方
- 最新の認知症ケアを継続的に学びたい方
取得後の活かし方
介護施設や医療機関で認知症ケアの中心的役割を担う人材としての評価につながり、施設によっては資格手当の対象や認知症ケア加算に関わる配置で考慮されることもあります。
資格更新に単位取得が必要なため、学会大会や研修を通じて最新知識を学び続けられる点も強みです。経験を積んで認知症ケア上級専門士へステップアップすれば、指導者としての道も開けます。



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