時計修理技能士は、機械式・クオーツ式の時計を分解・洗浄・組立て・調整し、正しく動作するよう修理する技能を認定する国家資格です。技能検定制度の一職種で、都道府県が実施し、中央職業能力開発協会が問題作成などを担っています。ぜんまいや歯車、脱進機といった精密部品を扱う繊細な作業であり、故障の原因を見極める診断力と、微細な部品を確実に組み上げる手先の技能の両方が求められます。
等級は1級・2級・3級に区分され、1級は上級技能者、2級は中級技能者、3級は初級技能者に相当する技能の程度を評価します。学科試験と実技試験の両方に合格することで技能士を名乗ることができます。高級機械式時計への関心が世界的に高まるなか、確かな修理技術を持つ職人の存在感は増しています。時計店や修理工房、メーカーのサービス部門で、技能を裏づける資格として重視されています。
時計修理技能士の基本情報
| 主催団体 | 中央職業能力開発協会(JAVADA)/各都道府県職業能力開発協会 |
|---|---|
| 区分 | 国家資格(名称独占) |
| 受験料の目安 | 実技試験18,200円・学科試験3,100円(令和元年度以降の標準額。金額は都道府県により異なる場合があります) |
| 受験方式 | 学科試験(筆記)と実技試験 |
| 開催時期の目安 | 前期・後期に区分して実施(前期:受検申請4月・実技6〜9月、後期:受検申請10月・実技11〜翌2月)。実施職種・日程は都道府県により異なります |
| 級・レベル構成 | 1級・2級・3級 |
| 難易度・合格率の目安 | 中級〜上級(等級による) |
| 公式サイト | www.javada.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 時計店・修理工房で修理業務に携わる方
- 時計メーカーのアフターサービス部門で働く方
- 機械式時計のメンテナンス技術を証明したい方
- 時計修理を専門職として長く続けたい方
取得後の活かし方
取得すると、時計修理の専門技能を公的に証明でき、時計店や修理工房、メーカーのサービス部門で信頼を得やすくなります。1級はメーカー認定サービスや独立開業の裏づけとしても有効です。
顧客に技能士であることを示せば安心して大切な時計を預けてもらえ、高級機械式時計の修理需要にも応えられます。専門職として長く活躍するための土台になる資格です。
よくある質問
Q. 時計修理技能士の受験料はいくらですか?
A. 実技試験18,200円・学科試験3,100円(令和元年度以降の標準額。金額は都道府県により異なる場合があります)
Q. 時計修理技能士の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 中級〜上級(等級による)
Q. 時計修理技能士はどのように受験しますか?
A. 学科試験(筆記)と実技試験
Q. 時計修理技能士はいつ受験できますか?
A. 前期・後期に区分して実施(前期:受検申請4月・実技6〜9月、後期:受検申請10月・実技11〜翌2月)。実施職種・日程は都道府県により異なります



コメント