実用英語技能検定(英検)は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する、日本で最も広く知られた英語検定試験のひとつです。1963年の第1回実施以来、半世紀以上にわたって日本人の英語学習の目標として親しまれており、文部科学省後援の試験として学校教育とも深い関わりを持っています。年間の志願者数は数百万人規模にのぼるとされ、小学生からシニアまで幅広い層が受験しています。級ごとに審査基準が明確に示されているため学習計画を立てやすく、学校の授業内容との親和性が高いことも長年支持されてきた理由のひとつです。
試験は5級から1級まで段階的に設定されており、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能をバランスよく測定します。3級以上では面接形式のスピーキングテストが課されるため、実際に英語を話す力も問われます。近年はコンピュータで受験できる英検S-CBTが導入され、都合のよい日程で4技能を1日で受験できるようになりました。
高校・大学入試での優遇や単位認定など教育現場での活用が非常に多いことが特徴で、学習の節目ごとに目標を設定しやすい試験です。詳細な日程や検定料は年度により変わるため、受験の際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
実用英語技能検定(英検)の基本情報
| 主催団体 | 公益財団法人 日本英語検定協会 |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 級と受験方式により約2,500円〜12,500円前後(年度により変動あり) |
| 受験方式 | 筆記(リーディング・ライティング)+リスニング、3級以上は二次面接あり。従来型のほかコンピュータで受験する英検S-CBTも実施 |
| 開催時期の目安 | 従来型は年3回(6月・10月・1月頃)、英検S-CBTはほぼ毎週実施。年度により変動あり |
| 級・レベル構成 | 5級・4級・3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級・1級 |
| 難易度・合格率の目安 | 級により初級〜上級(5級は入門レベル、1級は最上級) |
| 公式サイト | www.eiken.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 学校の勉強と並行して英語力の目標を立てたい小・中・高校生
- 入試の優遇制度や単位認定を活用したい受験生
- 基礎から段階的に英語力を証明したい社会人
- 4技能(読む・聞く・書く・話す)を総合的に伸ばしたい方
- 英語学習のやり直しの目標がほしい方
取得後の活かし方
英検は高校・大学入試での加点や出願資格、単位認定など、進学の場面で最も活用の幅が広い英語資格のひとつです。準2級〜2級以上を取得しておくと、多くの学校の優遇制度の対象になる場合があります。
社会人にとっても、履歴書に記載できる定番資格として認知度が高く、2級以上は就職・転職時の英語力の目安として評価されやすいとされています。準1級以上になると、教員採用や通訳案内士試験の外国語科目免除など、専門的な場面で役立つこともあります。


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