要約筆記者は、聴覚に障害のある人に対して、話されている内容をその場で文字にして伝える「要約筆記」の技能と知識を認定する資格で、全国統一要約筆記者認定試験に合格することで取得できます。手話とならぶ聴覚障害者への意思疎通支援(情報保障)の手段として、講演会や病院、行政の窓口、地域の集まりなど、さまざまな場面で要約筆記者が活躍しています。要約筆記者認定協会が主催し、全国で統一された基準による試験が実施されています。
試験には、紙に手書きで書く手書きコースと、パソコンで入力するパソコンコースがあり、いずれも筆記試験と実技試験で構成されます。筆記試験では聴覚障害の基礎知識、社会福祉の基礎知識、要約筆記の基礎知識、日本語の基礎知識などが問われ、実技試験では実際に話を要約して書き取る力が試されます。受験には自治体などが実施する要約筆記者養成講習の修了が前提となるのが一般的です。福祉に関心のある人や、聴覚障害者を支援したい人が挑戦しています。
受験料は地域によって異なり、試験日程とあわせて変更される場合があるため、最新情報は公式サイトや各実施団体でご確認ください。養成講習でしっかり基礎を身につけ、実際に要約して書く練習を重ねることが、実技試験の突破につながります。
要約筆記者(全国統一要約筆記者認定試験)の基本情報
| 主催団体 | 要約筆記者認定協会 |
|---|---|
| 区分 | 民間資格 |
| 受験料の目安 | 手書き7,500円/パソコン8,800円/両方10,000円(北海道の例・地域により異なる) |
| 受験方式 | 筆記試験・実技試験(手書きコース/パソコンコース) |
| 開催時期の目安 | 年1回(2月ごろ) |
| 級・レベル構成 | 手書きコース・パソコンコースの2種 |
| 難易度・合格率の目安 | 中級(自治体等の要約筆記者養成講習の修了が前提) |
| 公式サイト | yh-nintei.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 聴覚障害のある方を支援したい方
- 要約筆記のボランティアや派遣活動に携わりたい方
- 福祉分野で情報保障の専門性を身につけたい方
- 手話とは別の支援手段を学びたい方
- 文章をまとめる力を人の役に立てたい方
取得後の活かし方
要約筆記者は、自治体の要約筆記者派遣事業に登録して、講演会や会議、医療機関などでの情報保障を担うことができます。聴覚障害者のコミュニケーションを支える専門的な担い手として、地域の福祉を支える重要な役割を果たします。
また、要約筆記サークルやボランティア活動の中心的な存在として活動する道もあります。話の要点を的確にまとめて文字にする力は、福祉の現場だけでなく、記録や議事作成などさまざまな場面でも活きる、社会貢献につながる技能です。
よくある質問
Q. 要約筆記者(全国統一要約筆記者認定試験)の受験料はいくらですか?
A. 手書き7,500円/パソコン8,800円/両方10,000円(北海道の例・地域により異なる)
Q. 要約筆記者(全国統一要約筆記者認定試験)の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 中級(自治体等の要約筆記者養成講習の修了が前提)
Q. 要約筆記者(全国統一要約筆記者認定試験)はどのように受験しますか?
A. 筆記試験・実技試験(手書きコース/パソコンコース)
Q. 要約筆記者(全国統一要約筆記者認定試験)はいつ受験できますか?
A. 年1回(2月ごろ)



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