終末期ケア専門士

終末期ケア専門士 医療・福祉

終末期ケア専門士は、一般社団法人日本終末期ケア協会(JTCA)が実施する、人生の最終段階にある方へのケアに関する知識と実践力を認定する民間資格です。超高齢社会を迎えた日本では、病院だけでなく在宅や施設でも看取りが行われるようになり、痛みや不快な症状の緩和、心理的・社会的な支援、本人や家族の意思決定支援など、質の高い終末期ケアを担える人材が求められています。エビデンスに基づいたケアを提供できる専門職の育成を目的として2020年に創設されました。

試験では、終末期にある方の身体的・精神的な変化への理解、疼痛や症状のマネジメント、コミュニケーションや意思決定支援、家族へのグリーフケア、多職種連携など、看取りの現場で求められる幅広い内容が問われます。受験には、医師・看護師・介護福祉士・理学療法士など医療や福祉の国家資格を持ち、終末期ケアや高齢者ケアの実務経験が通算2年以上あることが条件とされており、実務者を対象とした専門性の高い資格である点が特徴です。

試験はCBT方式で行われ、全国各地のテストセンターに設置されたコンピュータで受験します。出題数は90問の選択式で、試験時間は90分です。試験は毎年10月ごろに実施され、合格後は登録手続きを経て認定されます。資格は5年ごとの更新制で、継続的な学びを通じてケアの質を保つ仕組みになっています。緩和ケア病棟や在宅医療、介護施設など、看取りに携わるさまざまな現場で働く医療・福祉従事者が、専門性を高める目標として取り組んでいます。

終末期ケア専門士の基本情報

主催団体 一般社団法人日本終末期ケア協会(JTCA)
区分 民間資格
受験料の目安 12,100円(税込。合格後の登録料12,100円は別途)
受験方式 CBT方式(全国のテストセンターのコンピュータで受験、90問・選択式・試験時間90分)
開催時期の目安 年1回(試験は毎年10月ごろ全国で実施。申込は3月下旬ごろから9月下旬ごろまで)
級・レベル構成 終末期ケア専門士(上位資格に終末期ケア上級専門士あり)
難易度・合格率の目安 標準
公式サイト www.jtca2020.or.jp

※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • 緩和ケア病棟や在宅医療で看取りに携わる看護師・医療職の方
  • 介護施設で終末期の利用者を支える介護福祉士などの方
  • エビデンスに基づいた終末期ケアを体系的に学びたい方
  • 多職種連携のなかで看取りの質を高めたい医療・福祉従事者の方

取得後の活かし方

取得した資格は、終末期ケアに関する専門的な知識と実践力の証明として、緩和ケアや在宅医療、介護施設などの現場で活用できます。看取りに関わるチームのなかで中心的な役割を担い、患者や家族に寄り添ったケアを提供する際の裏付けとなります。

また、職場での役割の広がりやキャリアアップにつながるほか、上位資格である終末期ケア上級専門士を目指す土台にもなります。多職種で構成される医療・介護チームのなかで、終末期ケアの視点を共有し、ケアの質全体を底上げする役割も期待されています。

公式サイトで詳細を見る

よくある質問

Q. 終末期ケア専門士の受験料はいくらですか?

A. 12,100円(税込。合格後の登録料12,100円は別途)

Q. 終末期ケア専門士の難易度・合格率はどのくらいですか?

A. 標準

Q. 終末期ケア専門士はどのように受験しますか?

A. CBT方式(全国のテストセンターのコンピュータで受験、90問・選択式・試験時間90分)

Q. 終末期ケア専門士はいつ受験できますか?

A. 年1回(試験は毎年10月ごろ全国で実施。申込は3月下旬ごろから9月下旬ごろまで)

コメント

タイトルとURLをコピーしました