保育士は、児童福祉法に基づく国家資格で、専門的知識と技術をもって児童の保育と保護者への保育指導を行う専門職です。保育所をはじめとする児童福祉施設で働くために必要な資格であり、待機児童対策や子育て支援の充実が社会的課題となるなか、安定した需要が続く資格として高い人気を保っています。近年も受験者数の多い、社会的関心の高い国家資格のひとつです。
資格取得には、大学・短大・専門学校などの指定保育士養成施設を卒業するルートと、保育士試験に合格するルートの2つがあります。保育士試験は一般社団法人全国保育士養成協議会が指定試験機関として実施しており、年2回(前期・後期)受験のチャンスがあります。筆記は保育原理、教育原理、子どもの保健など9科目で、合格した科目は一定期間持ち越せる科目合格制のため、働きながら数回に分けて挑戦する人も多くいます。筆記合格後は音楽・造形・言語から2分野を選ぶ実技試験があります。
受験者は保育の仕事を目指す学生だけでなく、子育て経験を活かして再就職したい主婦・主夫層、異業種からの転職者など幅広く、年齢を問わず挑戦できる国家資格として注目されています。受験資格や日程の詳細は公式サイトでご確認ください。
保育士の基本情報
| 主催団体 | 厚生労働省(こども家庭庁所管)/指定試験機関:一般社団法人 全国保育士養成協議会 |
|---|---|
| 区分 | 国家資格 |
| 受験料の目安 | 受験手数料は12,700円前後(別途手数料あり。年度により変動あり) |
| 受験方式 | 筆記試験(9科目・マークシート)+実技試験(音楽・造形・言語から2分野選択)。養成施設卒業による取得ルートもあり |
| 開催時期の目安 | 試験は年2回(前期4月頃・後期10月頃)。年度により変動あり |
| 級・レベル構成 | 級区分なし(全科目合格+実技合格で資格取得。科目合格は一定期間有効) |
| 難易度・合格率の目安 | やや難(合格率は例年2割前後とされるが、科目合格制で複数回に分けて挑戦可能) |
| 公式サイト | www.hoyokyo.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 子どもと関わる仕事に就きたい学生・社会人
- 子育て経験を活かして再就職・キャリアチェンジしたい方
- 働きながら国家資格を取得したい方(科目合格制で挑戦しやすい)
- 幼稚園教諭免許と合わせて幼保両方の専門性を持ちたい方
取得後の活かし方
保育士資格は保育所・認定こども園・児童養護施設・企業内保育所など活躍の場が広く、全国どこでも通用する国家資格です。人材需要が高いため、就職・転職で強い武器になり、結婚・育児などのライフイベント後の再就職にも有利とされています。
ベビーシッターや病児保育、学童保育、子育て支援センターなど働き方の選択肢も多様です。幼稚園教諭免許状と併有すれば幼保連携型認定こども園の保育教諭として働くことができ、キャリアの幅がさらに広がります。


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