建築積算士は、公益社団法人日本建築積算協会(BSIJ)が認定する、建築工事の数量積算や工事費算定に関する専門技術者の資格です。建築物を建てる際には、設計図書をもとに必要な材料の数量や工事費を正確に算出する「積算」という業務が欠かせません。建築積算士は、この積算を的確に行い、適正な工事費の算定やコスト管理を担うプロフェッショナルであることを証明します。
試験は一次試験と二次試験の2段階で構成されています。一次試験は建築積算の基本知識を問う4肢択一式で、建築数量積算基準や工事費の構成、建築生産全般の知識が問われます。二次試験は実務知識を問うもので、問題に短文で解答する短文記述試験と、実際に図面から数量を計測・計算して内訳明細を作成する実技試験が課されます。設計図を正しく読み取り、数量を正確に拾い出す実践力が求められる点が特徴です。
積算業務は、建設会社や設計事務所、積算事務所、発注者側など、建築生産のさまざまな場面で必要とされます。適正な工事費の算定はプロジェクトの採算やコスト管理に直結するため、建築積算士の専門性は建設業界で重視されています。上位資格である建築コスト管理士へのステップとしても位置づけられ、建築のコスト分野で専門性を高めたい方に適した資格です。
建築積算士の基本情報
| 主催団体 | 公益社団法人日本建築積算協会(BSIJ) |
|---|---|
| 区分 | 民間資格 |
| 受験料の目安 | 一次・二次各27,500円(学生会員・建築積算士補は13,750円) |
| 受験方式 | 一次試験(4肢択一)・二次試験(短文記述・実技) |
| 開催時期の目安 | 一次試験は例年10月、二次試験は例年翌年1月 |
| 級・レベル構成 | 建築積算士(上位に建築コスト管理士) |
| 難易度・合格率の目安 | 普通〜やや難しい |
| 公式サイト | www.bsij.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 建設会社や設計事務所、積算事務所で積算業務に携わる方
- 工事費の算定やコスト管理の専門知識を身につけたい方
- 設計図から数量を正確に拾い出す実務スキルを証明したい方
- 上位資格の建築コスト管理士を目指すためのステップとしたい方
取得後の活かし方
取得すると、建築工事の数量積算や工事費算定に関する専門能力を客観的に証明でき、建設会社・設計事務所・積算事務所などでの評価につながります。積算はプロジェクトの採算に直結する重要業務であるため、有資格者の専門性は建設業界で高く評価されます。
建築積算士を取得した後は、上位資格である建築コスト管理士へのステップアップも可能で、コスト管理の専門家としてキャリアを広げられます。建築のコスト・積算分野に特化した専門職を目指す方にとって、基盤となる資格です。
よくある質問
Q. 建築積算士の受験料はいくらですか?
A. 一次・二次各27,500円(学生会員・建築積算士補は13,750円)
Q. 建築積算士の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 普通〜やや難しい
Q. 建築積算士はどのように受験しますか?
A. 一次試験(4肢択一)・二次試験(短文記述・実技)
Q. 建築積算士はいつ受験できますか?
A. 一次試験は例年10月、二次試験は例年翌年1月



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