ビオトープ管理士

自然・環境

ビオトープ管理士は、公益財団法人日本生態系協会が実施する資格試験で、野生の生きものが暮らす空間「ビオトープ」を守り、つくり、育てる知識と技術を認定します。自然と共存する地域づくりの専門家を育てることを目的とした資格で、環境省や国土交通省の入札・業務で活用実績があるなど、民間資格ながら公共事業の分野で一定の評価を得ているのが特徴です。

資格は、事業の構想・計画づくりを担う「計画部門(ビオトープ計画管理士)」と、設計・施工を担う「施工部門(ビオトープ施工管理士)」に分かれ、それぞれ2級と1級があります。2級は基本的な知識を問うもので誰でも受験でき、1級は実務経験などの受験資格を満たした技術者が対象です。試験は年1回、例年秋頃に筆記試験(択一問題と小論文)が行われ、1級はさらに口述試験があります。2級の合格率は50%前後とされています。

受験者は建設コンサルタントや造園・土木業界の技術者、自治体の環境・公園部門の職員、環境系の学生、自然保護活動に関わる市民など幅広い層におよびます。生物多様性の保全やグリーンインフラへの関心が高まる中、開発と自然環境の調和を図れる人材の証明として、環境分野でのキャリアに深みを与える資格です。試験日程・受験料などの詳細は公式サイトでご確認ください。

ビオトープ管理士の基本情報

主催団体 公益財団法人日本生態系協会
区分 民間検定
受験料の目安 11,000円前後(級・部門により異なる・年度により変動あり)
受験方式 筆記試験(択一+小論文)、1級は口述試験あり
開催時期の目安 年1回(筆記:例年秋頃実施)
級・レベル構成 1級・2級(それぞれ計画部門・施工部門)
難易度・合格率の目安 2級は普通(合格率50%前後)、1級はやや難
公式サイト www.biotop-kanrishi.org

※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • 建設コンサルタント・造園・土木業界で環境配慮型の業務に関わる人
  • 自治体の公園・環境部門で専門性を高めたい職員
  • 生態学や環境保全を学ぶ学生で就職に活かしたい人
  • 地域の自然再生・ビオトープづくりの活動に参加している人

取得後の活かし方

ビオトープ管理士は、環境アセスメントや自然再生事業、公園緑地の計画・施工などに関わる建設コンサルタント・造園会社で技術力の証明として活用でき、一部の公共事業では入札時の評価対象や配置技術者の要件とされる例もあります。

自治体職員や教育関係者にとっては、学校ビオトープや地域の環境学習を指導する裏付けとなります。生物多様性・グリーンインフラは今後も重要性が増す分野であり、造園施工管理技士や技術士(環境部門)などと組み合わせて専門キャリアを築く土台になります。

公式サイトで詳細を見る

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