絵本専門士は、絵本に関する高度な知識・技能・感性を備えた絵本の専門家を認定する資格で、独立行政法人国立青少年教育振興機構に置かれた絵本専門士委員会により2014年度に創設されました。子どもの読書活動を支える人材の育成を目的とした、公的機関が運営する信頼性の高い資格として注目されています。講座は東京の国立オリンピック記念青少年総合センターなどで開催され、全国から受講者が集まります。
資格を取得するには、同機構が実施する絵本専門士養成講座を受講し、修了要件を満たす必要があります。講座では、絵本の歴史や出版文化といった知識面、読み聞かせやおはなし会の運営といった技能面、子どもの発達と絵本の関わりなど、絵本をめぐる幅広いテーマを第一線の講師陣から学びます。受講には書類選考があり、毎年定員を大きく上回る応募がある人気講座として知られています。
受講者は、保育士や幼稚園・小学校の教員、図書館司書、書店・出版関係者、読み聞かせボランティアなど、日頃から絵本と子どもに関わる人が中心です。より受講しやすい関連資格として、大学等の認定講座で取得できる「認定絵本士」も設けられています。募集時期や受講料は年度により異なるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
絵本専門士の基本情報
| 主催団体 | 独立行政法人 国立青少年教育振興機構(絵本専門士委員会) |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 養成講座の受講料が数万円程度(年度により異なる。別途交通費等) |
| 受験方式 | 絵本専門士養成講座(書類選考あり)を受講し、講座の修了要件(課題等)を満たすことで認定 |
| 開催時期の目安 | 養成講座は年1期程度。募集時期・定員は年度により異なり、応募多数の場合は選考あり |
| 級・レベル構成 | 級区分なし(絵本専門士として認定。関連資格に認定絵本士あり) |
| 難易度・合格率の目安 | 中程度(試験の難しさよりも、受講選考の倍率が高いことで知られる) |
| 公式サイト | www.niye.go.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 保育士・幼稚園教諭として絵本の専門性を深めたい方
- 図書館司書・学校司書として読書活動を推進したい方
- 書店・出版など絵本に関わる仕事でスキルアップしたい方
- 読み聞かせボランティアとして活動の質を高めたい方
取得後の活かし方
絵本専門士の認定を受けると、おはなし会やワークショップの企画・実施、読み聞かせの指導・助言など、絵本を通じた活動の専門家として活躍できます。保育・教育・図書館の現場では、絵本選びや読書環境づくりのリーダー役として専門性を発揮できます。
公的機関が認定する資格のため信頼性が高く、講演や研修講師、地域の読書推進活動など活動の場が広がりやすいのも特徴です。保育士や司書資格と組み合わせることで、キャリアの独自性を高めることができます。


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