医療情報技師能力検定試験は、電子カルテをはじめとする医療情報システムの開発・運用・管理を担う専門人材「医療情報技師」を認定する試験で、一般社団法人日本医療情報学会が実施しています。医療のIT化・DXが急速に進むなか、医療と情報技術の両方を理解し、現場と開発をつなぐ人材の育成を目的とした検定として、病院の情報システム部門やITベンダーで広く認知されています。
試験は年1回、例年8月に全国の会場で実施され、「情報処理技術系」「医学・医療系」「医療情報システム系」の3科目がマークシート方式で出題されます。受験料は15,000円で、科目合格の制度があり、合格科目は2年間持ち越すことができます(科目合格者の受験料は13,000円)。IT技術者には医学・医療系科目が、医療職には情報処理系科目が壁になりやすく、合格率は例年30〜40%程度です。受験資格はなく、誰でも受験できます。
資格取得者は、病院の医療情報部門やシステム管理部門、電子カルテベンダー、医療系ITコンサルティングなどで活躍しています。電子カルテの導入・更新やデータ利活用、医療情報の安全管理など業務は多岐にわたり、資格は5年ごとの更新制で継続的な学習が促される仕組みです。医療DX時代のキャリアを支える中核資格として、注目度が高まり続けています。
医療情報技師能力検定試験の基本情報
| 主催団体 | 一般社団法人 日本医療情報学会 |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | 15,000円(前年・前々年の科目合格者は13,000円) |
| 受験方式 | マークシート方式の筆記試験(会場受験・3科目) |
| 開催時期の目安 | 年1回(8月) |
| 級・レベル構成 | 級区分なし(情報処理技術系・医学医療系・医療情報システム系の3科目)※上位に上級医療情報技師あり |
| 難易度・合格率の目安 | やや難しい(合格率 約30〜40%) |
| 公式サイト | www.hcit.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 病院の情報システム部門・医事システム担当として働く方
- 電子カルテなど医療系ITベンダーのエンジニア・営業の方
- 医療職(看護師・診療放射線技師・薬剤師など)でシステムに強くなりたい方
- 医療DX分野への転職を考えているIT技術者の方
取得後の活かし方
病院の医療情報部門やシステム管理部門で、電子カルテ・部門システムの導入や運用管理を担う専門人材として評価されます。医療機関の求人で医療情報技師の資格を歓迎要件とするケースも増えており、院内SEへの就職・転職に直結します。
医療系ITベンダーやコンサルティング会社では、医療現場の業務を理解した技術者・営業として顧客からの信頼を得やすくなります。上級医療情報技師へのステップアップや、医療データ利活用・医療DX推進といった成長分野でのキャリア形成にもつながる資格です。
よくある質問
Q. 医療情報技師能力検定試験の受験料はいくらですか?
A. 15,000円(前年・前々年の科目合格者は13,000円)
Q. 医療情報技師能力検定試験の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. やや難しい(合格率 約30〜40%)
Q. 医療情報技師能力検定試験はどのように受験しますか?
A. マークシート方式の筆記試験(会場受験・3科目)
Q. 医療情報技師能力検定試験はいつ受験できますか?
A. 年1回(8月)



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