仕上げ技能士は、機械加工された部品を、手作業と工作機械を組み合わせて高い精度に仕上げる「仕上げ」の技能を認定する国家検定(技能検定)です。都道府県職業能力開発協会が実施し、問題作成などは中央職業能力開発協会(JAVADA)が担っています。仕上げの作業には、部品を組み合わせて機械を組み立てる治工具仕上げや、金型を精密に仕上げる金型仕上げ、部品を正確に嵌め合わせる機械組立仕上げなどがあり、やすりやきさげといった手工具を使いこなして、機械加工だけでは出せない微細な精度を追い込む職人的な技術が求められます。ミクロン単位の精度が製品の性能を左右する精密機械や金型の分野では、こうした熟練の仕上げ技能が今なお欠かせません。技能検定は特級・一級・二級・三級の四段階に分かれ、三級は初級、二級は中級、一級は上級の技能者、特級は管理者・監督者が通常備えるべき技能の程度と位置づけられています。受検には等級ごとに一定の実務経験などが必要です。試験は学科試験と実技試験からなり、両方に合格することで技能士として認定されます。受検手数料は実技一八、二〇〇円、学科三、一〇〇円が標準額です。手の感覚で精度を極める仕上げの技は、ものづくりの品質を最終工程で支える専門技能であり、この資格はその卓越した腕を客観的に証明する裏づけとなります。
仕上げ技能士の基本情報
| 主催団体 | 中央職業能力開発協会(JAVADA)・都道府県職業能力開発協会 |
|---|---|
| 区分 | 国家検定(技能検定) |
| 受験料の目安 | 実技18,200円・学科3,100円(標準額。都道府県により異なる) |
| 受験方式 | 学科試験・実技試験 |
| 開催時期の目安 | 前期(実技6〜8月・学科8月頃)/後期(実技12〜翌2月・学科1〜2月頃)の年2回 |
| 級・レベル構成 | 特級・1級・2級・3級 |
| 難易度・合格率の目安 | 初級〜上級(等級による) |
| 公式サイト | www.javada.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 治工具・金型・機械組立などの仕上げに携わる技術者の方
- 手仕上げの精密技能を証明したい方
- 精密機械や金型の分野でキャリアアップを目指す方
- 現場の指導者・監督者を目指す方
取得後の活かし方
仕上げ技能士は、精密機械や金型、機械組立の現場で、手仕上げによる高精度な技術の裏づけとして活かせます。等級は技能水準を示し、社内の評価や処遇に反映されることもあります。
上位等級の取得は、班長や監督者、後進を育てる指導者としての役割につながります。熟練を要する分野であるため、国家検定の合格は転職や取引先への技術力アピールにも有効です。
よくある質問
Q. 仕上げ技能士の受験料はいくらですか?
A. 実技18,200円・学科3,100円(標準額。都道府県により異なる)
Q. 仕上げ技能士の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 初級〜上級(等級による)
Q. 仕上げ技能士はどのように受験しますか?
A. 学科試験・実技試験
Q. 仕上げ技能士はいつ受験できますか?
A. 前期(実技6〜8月・学科8月頃)/後期(実技12〜翌2月・学科1〜2月頃)の年2回



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