電子機器組立て技能士は、電子回路を内蔵するさまざまな機器の組立てと、それに伴う修理に必要な技能を認定する国家検定(技能検定)です。都道府県職業能力開発協会が実施し、問題作成などは中央職業能力開発協会(JAVADA)が担当しています。有線・無線の通信機器や工業計測器、電子計算機、テレビなど、電子回路を内蔵するあらゆる機器に共通する基本電子回路の組立て技能が問われる点が特徴で、はんだ付けをはじめとする確かな手作業の技術と、回路や部品への理解が求められます。技能検定は特級・一級・二級・三級の四段階に分かれ、三級は初級、二級は中級、一級は上級の技能者、特級は管理者・監督者が通常備えるべき技能の程度と位置づけられています。受検には等級ごとに一定の実務経験などが必要で、上位ほど高度な技能が求められます。試験は学科試験と実技試験からなり、両方の合格で技能士に認定されます。実技試験は前期・後期の年二回実施され、受検手数料は実技一八、二〇〇円、学科三、一〇〇円が標準額です。電子機器の製造・保守を支える確かな技術の証として、この資格は電機・電子・通信をはじめとする幅広い製造現場で信頼されており、技能の客観的な裏づけとしてキャリア形成に役立ちます。細やかな手作業と電子回路の知識を武器に、ものづくりの現場で活躍したい技術者に適した国家検定です。
電子機器組立て技能士の基本情報
| 主催団体 | 中央職業能力開発協会(JAVADA)・都道府県職業能力開発協会 |
|---|---|
| 区分 | 国家検定(技能検定) |
| 受験料の目安 | 実技18,200円・学科3,100円(標準額。都道府県により異なる) |
| 受験方式 | 学科試験・実技試験 |
| 開催時期の目安 | 前期(実技6〜8月・学科8月頃)/後期(実技12〜翌2月・学科1〜2月頃)の年2回 |
| 級・レベル構成 | 特級・1級・2級・3級 |
| 難易度・合格率の目安 | 初級〜上級(等級による) |
| 公式サイト | www.javada.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 電子機器の組立て・製造に携わる技術者の方
- はんだ付けなどの実装技能を証明したい方
- 電機・電子・通信分野でキャリアアップを目指す方
- 現場のリーダーや監督者を目指す方
取得後の活かし方
電子機器組立て技能士は、通信機器や計測器、家電などの製造・保守の現場で、実装技術の裏づけとして活かせます。等級は技能水準を示し、社内評価や処遇に反映されることもあります。
上位等級の取得は、班長や監督者として現場を統括する立場や後進指導につながります。国家検定という信頼性から、転職や取引先への技術アピールでも有効に働きます。
よくある質問
Q. 電子機器組立て技能士の受験料はいくらですか?
A. 実技18,200円・学科3,100円(標準額。都道府県により異なる)
Q. 電子機器組立て技能士の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. 初級〜上級(等級による)
Q. 電子機器組立て技能士はどのように受験しますか?
A. 学科試験・実技試験
Q. 電子機器組立て技能士はいつ受験できますか?
A. 前期(実技6〜8月・学科8月頃)/後期(実技12〜翌2月・学科1〜2月頃)の年2回



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