DTPエキスパート認証試験は、印刷物の企画・デザイン・データ制作(DTP)に関する専門知識を認証する試験で、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)が1994年から実施しています。DTPとはDesktop Publishingの略で、パソコン上で印刷物の組版・レイアウトを行う制作手法のこと。本試験は印刷業界で最も知名度の高い認証制度のひとつで、グラフィックデザイナーや印刷会社のオペレーター、営業職まで幅広い職種が取得しています。
資格は、学科試験で知識を認証する「DTPエキスパート」と、学科に加えて実技(課題制作)まで課される上位の「DTPエキスパート・マイスター」の2区分です。出題範囲はDTP・色・印刷技術・情報システム・コミュニケーションの5カテゴリーと幅広く、文字組版の原則からカラーマネジメント、印刷方式、データ入稿の実務まで、印刷メディア制作の全工程をカバーします。試験は年2回(3月・8月)実施され、受験料はエキスパート16,000円、マイスター23,000円です。資格は2年ごとの更新制で、技術動向の変化に対応した知識の維持が促されます。
印刷会社やデザイン制作会社では、社員教育の目標や取引先への技術力証明として本資格を活用する例が多く、求人でも保有者を優遇するケースが見られます。紙とデジタルの両方を扱う制作現場で、確かな基礎力を示せる定番資格です。
DTPエキスパート認証試験の基本情報
| 主催団体 | 公益社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT) |
|---|---|
| 区分 | 民間検定 |
| 受験料の目安 | DTPエキスパート16,000円・DTPエキスパート・マイスター23,000円 |
| 受験方式 | CBT方式の学科試験(マイスターは実技課題制作あり) |
| 開催時期の目安 | 年2回(3月・8月) |
| 級・レベル構成 | DTPエキスパート・DTPエキスパート・マイスター |
| 難易度・合格率の目安 | やや難しい(合格率 約5割前後) |
| 公式サイト | www.jagat.or.jp |
※受験料・日程・試験内容は年度により変動する場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- 印刷会社・制作会社でDTPオペレーター・デザイナーとして働く方
- グラフィックデザインの技術的な裏付けを持ちたい方
- 印刷営業として顧客への提案力・信頼性を高めたい方
- 組版・色管理・印刷工程の知識を体系的に学びたい方
取得後の活かし方
印刷・デザイン業界の就職・転職で、制作工程全体を理解している人材であることの証明になります。印刷会社では取得者数を技術力のアピールに使う企業もあり、社内での評価やキャリアアップに直結しやすい資格です。
デザイナーやディレクターが取得すれば、入稿データの品質管理や印刷会社との折衝を的確に行える強みになります。マイスターまで取得すれば、実技力を含めた総合的なDTPスキルを持つ専門家として差別化できます。
よくある質問
Q. DTPエキスパート認証試験の受験料はいくらですか?
A. DTPエキスパート16,000円・DTPエキスパート・マイスター23,000円
Q. DTPエキスパート認証試験の難易度・合格率はどのくらいですか?
A. やや難しい(合格率 約5割前後)
Q. DTPエキスパート認証試験はどのように受験しますか?
A. CBT方式の学科試験(マイスターは実技課題制作あり)
Q. DTPエキスパート認証試験はいつ受験できますか?
A. 年2回(3月・8月)



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